豊胸の手術と脂肪吸引を同じタイミングで行う人がいます。これは自分の体にある余分な脂肪を吸引して、その脂肪を利用し、豊胸手術にするということです。自分の体の中にあったものを戻すので、身体に吸着しやすいというメリットがあります。身体のラインが美しくなるため、最高の方法だと考える人もいます。
豊胸の手術を行う際に吸引した脂肪はそのままで使用することはできません。吸引した脂肪を生理食塩水でいったん洗浄をして、注入できる状態にしなければならないのです。脂肪吸引、洗浄、注入と段階があるので、少し長い時間かかる可能性もあります。
豊胸の手術の中でも脂肪吸引、注入にはたくさんのメリットがあります。まず、自分の体内にあった脂肪を利用するので、異物だと感じることなく身体が受け入れてくれる可能性が高いこと、次は、痩せることとバストアップを同時に行えるということになります。豊胸手術を行う人のほとんどはメリハリのある美しい体に憧れていることと思います。単に豊胸の手術だけを行っても美しい体のラインにはならないのです。余分な脂肪を吸引することで、美しいボディラインも実現することができます。吸引する脂肪は、おなかや太もも、お尻であることが多いです。どこの部分の脂肪が、豊胸の手術にふさわしいのかは、医師と相談をして決めていくとよいでしょう。医師からのアドバイスはとても重要なのです。
豊胸の手術を行う際には、カウンセリングをきちんと受けることも重要です。吸引する脂肪が全て胸へ注入できるわけではないので、その辺りもきちんと明確にしておきましょう。
豊胸の手術を行う際は、細い注射針を使い、バストに少しずつ注入を行います。少しずつ形を整える必要があるので、ゆっくりと行っていきます。脂肪は1ヶ月ほどで定着します。定着しなかった脂肪はそのまま体内に吸収されるので、異物の心配がありません。きちんと定着した脂肪は、自然な仕上がりになりますので、仕上がりの美しさを希望するためにオススメできる方法です。脂肪が安定するまでの期間は医者のアドバイスを守り安静にしている必要があります。無理をするとせっかくの豊胸手術が無駄になってしまうので、注意が必要です。